メタバース(仮想空間)プラットフォーム「VRChat」に、2023年7月18日公開されたワールド「Just Size Planet」。両手で太陽や惑星をつかみ、自由に大きさを変えられるユニークな遊び方ができる。
ワールドを制作したマイカラーさんに、J-CASTトレンドが取材した。
天体以上の巨大アバターに
「Just Size Planet」は宇宙空間のよう。太陽をはじめ、水星、地球、月、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星とおぼしき天体の3Dモデルが並んでいる。VRコントローラーを使い、天体を両手で持って引き伸ばす動作をすると、任意のサイズに縮小、巨大化できる。惑星を照らす太陽光の向きも自由に変更可能だ。
シンプルなワールドではあるが、このギミックとアバターを活用して、一風変わった写真が撮れる。例えば、「世界を支配した」かのような演出の写真。地球を手に浮かべて撮影すれば、悪役のような写真の完成だ。
太陽を巨大化させ両手を添えれば、「地球に接近する太陽を、体を張って止めるヒーロー」のような写真が。あるいは「惑星でビー玉遊びをする巨大な神話的存在」「土星の環をつかんで投げようとする様子」など、アイデア次第でユニークな画像を作れる。
「BOOTH」のギミック使って
天体以上のサイズのアバターやキャラクターが惑星で遊んだり、手に持ったりする姿。これを「見たいがために作成しました」と、マイカラーさんは話す。「惑星」を扱ったワールドはあっても、惑星で遊べるワールドは少ないと感じたのが、創作のきっかけだという。
物体を両手で引っ張って大きさを変えられる仕組みは、クリエイター向けのマーケットサービス「BOOTH」で無料で出品されているものを利用している。