「きのこたけのこ戦争」またも 新商品を巡り「終わったはず」の議論が

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   「きのこたけのこ戦争」再燃の事態に――。明治(東京都中央区)は、ブランド「きのこの山」「たけのこの里」から、この夏限定で「チョコぬいじゃった!きのこの山」を2023年7月25日に発売する。

   なぜ「たけのこの里」はないのか。この新商品が発表された7月18日、インターネット上では議論が始まった。

  • 7月25日発売の「チョコぬいじゃった!きのこの山」
    7月25日発売の「チョコぬいじゃった!きのこの山」
  • 7月25日発売の「チョコぬいじゃった!きのこの山」

「たけのこの里」クッキー部分のみの販売は?

   発売されるのは、「クラッカー部分」のみとなった「きのこの山」。通常の「きのこの山」の約2倍となる、約60本が入っているという。

   ネット上では「たけのこ(の里)にはできないよな」「たけのこのクッキーでやるべき」といった声が上がった。ツイッター上では「きのこ派」「たけのこ派」がトレンドワードになるほどの騒ぎに。

   明治に取材した。広報は、「夏の暑さ対策に、『きのこの山』として何かできないかを考えました」と言う。「『きのこの山』クラッカーは、シンプルでかつ食感も楽しめるため、さまざまな商品との相性もよい特長があるととらえています」と新商品について説明した。

   一方、「たけのこの里」のクッキー部分のみでの販売は、現状予定していないという。

   「きのこたけのこ戦争」は長年続いていたが、実は2019年に「新きのこ党」の勝利で、一度は「決着」がついたはずだった。それにもかかわらず、この新商品の発表によりまたも「派閥論争」が巻き起こった。明治広報は、こうした議論が発生することに、

「きのこの山、たけのこの里ブランドの面白さであり、それこそがこのブランドの醍醐味ととらえていますので、ありがたく拝見しています」

と回答した。

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