札幌市長も感染
新型コロナは2類から5類に移り、検査体制も変わった。感染状況についての情報は、毎週公表されている「定点把握」の数字から推測する形になった。しかし、有名人の場合は、公表されている。
朝日新聞によると、札幌市は18日、秋元克広市長が新型コロナウイルスに感染したと発表した。22日まで自宅療養する。不在時の行事には副市長などが対応する。市によると、秋元市長がコロナに感染したのは初めて。16日夜に発熱したため、検査したところ陰性だった。熱が下がらないため18日朝に再度、検査したところ、陽性が判明した。今のところ、市長周辺で他に感染者は出ていないという。
「定点把握」の情報では、コロナ感染者は増え続けている。産経新聞によると、加藤勝信厚生労働相は18日の記者会見で、現在の新型コロナの感染状況について「緩やかな増加傾向が続いている」とした上で、「過去の状況なども踏まえ、今後、夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性がある」との認識を示した。