北海道でも休校や学年閉鎖
厚生労働省の発表によると、先週1週間に報告された全国の定点医療機関あたりの患者数は9.14人。前の週の7.24人の約1.26倍になった。
1医療機関あたりの平均感染者数が最も多いのは沖縄で、41.67人。続いて鹿児島の17.18人。これまではこの2県のみが10人を超えていた。今回、九州では全県で10人を超えることになった。
東海地方では、愛知県が、前週発表の9.16人から、今週は1.25倍の11.46人に増えている。三重県も11.81人、岐阜県も10.53人と、九州に次いで多い。近畿では和歌山が10.20人、奈良が10.53人。
首都圏では相変わらず千葉県が多い。11.00人。このほか中国地方では鳥取が11.97人、四国では愛媛が11.00人。
「10人」というのは、インフルエンザでは注意報が発令されるレベルだ。
北日本は全体的に低い人数にとどまっている。北海道は、6.73人だが、HBC北海道放送によると、道内では今週、新型コロナによる休校や学年閉鎖が相次いでいる。13日時点で5つの高校が休校。中学校と高校合わせて、4校が学年閉鎖となっている。クラスターの原因は、先週末に開催された学校祭とみられている。