「赤髪の白雪姫 原画展」が2023年7月14日~30日、東京・池袋の「サンシャインシティ」展示ホールAで開催される。
J-CASTトレンドは、13日に開催された報道関係者向け内覧会に参加、取材した。
町ごとに展示される原画
「赤髪の白雪姫」は、漫画家・あきづき空太さんが描くコミックだ。白泉社の月刊誌「LaLa」に2006年から現在も連載を続けている。
内覧会では、開催元のキャラアート・ディレクター鷲谷裕也さんが、原画展の会場内で報道陣を案内しながら説明した。
今回の開催にあたり、クラウドファンディングを行ったと鷲谷さん。結果は、予定していた300万円を大きく上回り2200万円集まったという。そこで、「赤髪の白雪姫」のメインキャラクターをイメージしたビッグアクリルスタンドを制作。会場を入ってすぐ正面に展示することにしたと明かした。
原画展では、作中のシーンがストーリー順ではなく、描かれている町ごとに原画を展示している。キャラクターの衣装を舞台衣装風に制作・展示しているブースや、作品に描かれている内容をミニチュアジオラマにしている場所がある。作中に登場する小道具や、宮廷薬剤師の主人公の仕事場を再現した展示も。
最後のブースでは、コラボカフェがオープンしている。「赤髪の白雪姫」のキャラクターを再現した6種類のドリンクを販売。カフェの隣では、原画展限定グッズの缶バッチやロゼットバッグチャームほかを購入できる。
「手作り」のグッズも
J-CASTトレンドはイベント終了後、鷲谷さんに取材した。
「赤髪の白雪姫」原画展の実現の経緯を聞いた。作者のあきづき空太さんが漫画家として連載を描き始めて20年になるが、単独の原画展開催は未経験だったことから、今回開くことになったという。
原画展でグッズとして発売するロゼッタは、童話などを専門にグッズ制作するハンドメイド作家に依頼。今回のために手作りしてもらっているとのことだ。
入場料は、前売り1800円、当日券は2000円。他にグッズ付き入場券も販売される。