コロナ禍での規制が緩和され、ディズニーリゾートでも様々なサービスが復活している。2023年7月3日には、東京ディズニーランドで夜の定番「エレクトリカルパレード」で、約3年半ぶりにダンサーが登場。4日にはびしょ濡れになるイベントなど、夏季限定のイベントも19年夏以来、久しぶりに開催された。
しかし、「コロナ前」が戻ってくる中、待てど暮らせど「年間パスポート」(年パス)はまだ復活しない。ファンからは切望する声が上がっているが...。
求める声「認識してはいますが」
東京ディズニーリゾートは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年2月から臨時休園。同年7月には営業を再開したが、このときから年間パスポートの使用ができなくなり、その後、払い戻し対応を実施。現在まで年パスの販売はない。
J-CASTトレンドでは2022年11月時点で東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドに取材、年パスについては「(復活の要望を)認識はしていますが、現時点で決まっていることはございません」との回答だった。
23年7月4日、改めて年パスについてメール取材した。広報によると、年パスを保有するゲストは、「かなりの頻度でご来園されていた方が多数」を占める傾向があった。行政の要請による入場制限人数の制限はすでにないが、東京ディズニーリゾートでは7月4日現在も、入園者数に上限を設けているため、「従来の枠組みでの再開は十分な来園機会をご提供することができないため、現時点では年間パスポートの再販は難しいと考えております」と回答。
また、復活を希望する声については把握しているといい、「年間パスポートをお持ちだったゲストは重要な顧客層であり、より多くパークに来園されたいというご期待にこたえるべく、様々な施策を検討して参ります」とした。