司法試験に17歳で合格 高校生が超難関にトライする

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中高一貫校出身

   司法試験の合格者は、1970~90年ごろは年間500人前後だった。しかし、90年代から少しずつ増え始め、2000年には約1000人、新司法試験制度が導入などで2006年には約1500人、2010年には2100人超まで増えたが、その後、少し減って、最近は1400人ほどとなっている。

   1970~90年ごろに比べると、最近は門戸が広がっているが、受験するには、法科大学院を修了するか、合格率3~4%の司法試験予備試験に合格する必要があるので、現在も超難関であることに変わりはない。

   仲西さんも大槻さんも、中高一貫の難関校の出身というのが共通している。

   仲西さんが所属していた「数学研究部」は、中1の時に中高6年間の数学を終える。中2からは大学で使用される数学書を使って、現代数学に取り組むというハイレベルサークルだ(AERA 2023年7月3日号)。大槻さんは、幼稚舎から慶応で、高校2年までに成績をきちんと取っていたため、法学部進学に対する心配は少なかった、という。

   中高一貫の難関校では、先輩たちの快挙が刺激になって、今後も在学中から司法試験を目指す生徒が出てくることになりそうだ。

   J-CASTトレンドでは関連で、「高2で『京大医学部合格』の衝撃 『飛び級』が日本の閉塞状況を打ち破る」「通信制高校から18歳で米国の名門大学院へ 驚異の『異能』支える孫正義育英財団」などの記事も掲載済みだ。

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