別人の顔写真入りのマイナンバーカード交付 各地でトラブル相次ぐ 

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ミス防止マニュアル徹底させていく

   6月2日付夕刊三重新聞(電子版)によれば、松坂市は2月、誤って1組の夫婦間で夫のマイナンバーカードの申請書に妻の写真を添付した。これ自体は担当の委託業者がその場で気付いたが、後日、再申請手続きをした際、今度は別の夫婦の夫の写真を添付して交付してしまったという。

   再申請手続きの時に「夫婦で来ていた夫」という委託業者な記憶をもとに登録したところ、誤って別の夫婦の夫の写真を選んでしまったとのことだ。

   大分県臼杵市は6月21日、マイナンバーカードに別人の顔写真を載せて交付する誤りが2件、計4人分あったと発表した。こちらでは申請の処理時に、同時に申請をした姉妹間の写真の取り違えや、同じ高齢者施設から申請した利用者2人の間で写真の取り違えがあったとのことだ。

   デジタル庁広報に取材した。複数の自治体で写真の取り違えが起きているのは、確認ミスや手違いといったヒューマンエラーが原因だと説明。各自治体にはマイナンバーカードの申請対応について確認するべきポイントを明確にするなどわかりやすいマニュアルを徹底し、間違いを減らすよう呼びかけているとした。

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