券面と身分証明書照合して
日本舞台芸術振興会のチケットセンター担当者に取材した。転売が行われているサイトの動向を運営側で調べており、高額転売の発生を確認しているという。ただ定価を上回らない取引を伴う譲渡に関しては、入場の禁止はしない。
他社に販売を委託しているものも含めて、多くのチケットの券面には購入者の名前が記載されている。転売が疑われるチケットでは、身分証と券面の氏名が一致しているのを確認して、席に案内する。
またチケットのプレゼントを知人から受けたり、あるいは購入者が同行者の分も含めて購入したりするケースも想定されるため、その場合については上述通りやりとりのわかるメールや書面の提示を求めるとのことだ。