音響機器を扱うフォステクス カンパニー(東京都昭島市)は、アクティブスピーカー「PM0.3BD」を2023年6月下旬に発売する。Bluetooth(ブルートゥース)やUSB-DAC(デジタル・アナログ・コンバーター)を内蔵し、音楽・動画配信サービスなどを高音質で楽しめる。
低域から高域まで高品位再生
PC(パソコン)オーディオのリスニングやスマートフォンの音楽、動画配信のモニターなど、アプリケーションに合わせて音質を切り替えられる「MUSIC/VOICE」モードを搭載。加えてDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)による緻密な調整を施せば、デスクトップで様々なソースを迫力ある音質で楽しめる。
入力ソースはBluetooth、USBのほかアナログのステレオ・ミニジャック「AUX」端子を装備し、複数の入力を切り替えて使用できる。前面にボリュームノブやインプットセレクターなどを設置することで操作性を確保した。
CDを超える高解像度「ハイレゾ(ハイレゾリューション・オーディオ)音源」に対応。新設計の75ミリ・ウーハー、19ミリ・ソフトドームツイーターを搭載し、量感のある低域から張りのある中域、伸びやかな高域まで高品位に再生する。
自然な響きを生む木製のエンクロージャー(筐体)を採用。右側はエンクロージャーとアンプ部を分離構造とし、内部の音による回路部品の不要な空気振動を遮断する。また左側も分離構造を採用し、左右を同容積とすることで、左右の内容積の違いによる音質の差を抑えている。
アクティブ・サブウーハーを簡単に接続できる専用端子を装備する。
通信方式はBluetooth 5.0で、A2DPプロファイル、SBC/AACの両コーデックをサポート。SCMS-T方式のコンテンツ保護に対応する。USB Type-C端子を備える。
価格はオープン。