レンタルDVDの返却ボックスのような使い方
店頭でパッケージ回収箱以上に目立つのは、いくつも置かれたリサイクルボックスだ。不要となったDVDそのものを集める。「奉納」と書かれ、鳥居と神棚のような装飾が施されたボックスも見られる。24時間利用可能で、もちろん何を入れたか見られる心配はない。
店では、333円の中古ディスクがある。これを購入し、後日同店に売ることもできるが、買った時よりは低い価格にしかならない。そのため、売るための手間を面倒だと考え、中古ディスクをリサイクルボックスに入れる人も多いという。
「(店が)営業中でも、ボックスに(ディスクを)入れて、買い物して帰る。次の来店時に、前回買ったディスクを入れて...という使い方をする人もいます」
なんだか、レンタルDVDの返却ボックスのような使い方だ。これなら、家にディスクがたまり続けることはない。ゴミとして捨てるよりも確実に誰にも見つからず、いい方法かもしれない。亀井さんによると、リサイクルボックスはほぼ毎日利用され、日によっては満杯になるという。