東武ホテルレバント東京(東京都墨田区)で、オリジナルキャビアを使った「アロマティック アフタヌーンティー」を2023年6月30日まで提供している。J-CASTトレンドが取材した。
ホテル独自のキャビア使用
東武ホテルレバント東京では、「東武ホテル オリジナルキャビア」を使ったメニューを2023年3月から開始。5月から、炭火窯焼フレンチ・日本料理の「スカイツリービューレストラン廉」、中国料理の「竹園」、ロビーラウンジ「クリスタルムーブメント」で新メニューを提供している。このオリジナルキャビアは、同ホテルの徹底した衛生管理のもと、チョウザメの仕入れ、解体、キャビアの採取、仕上げまでをホテル独自に行ったものだ。
ホテル1階正面玄関すぐにあるロビーラウンジ「クリスタルムーブメント」で、予約しておいた「アロマティック アフタヌーンティー」を注文。3段のアフタヌーンティースタンドとオリジナルキャビア乗せカナッペが、運ばれてきた。
彩り良いカナッペの上に乗った大量のキャビアが、目を引く。カナッペは、アボカドとサーモン、トマトとチーズ、生ハムとオニオンの3種類の味が楽しめる。
まず、キャビアだけを口にした。キャビアのイメージは、塩分が強くて、他の食材と一緒に口に運ぶのが一番というものだった。だが、全く違う。柔らかくて粒が大きく、とてもフレッシュな味わいだ。塩みが強くないので、キャビアだけパクパク食べられる。
通常、瓶詰などのキャビアは7~10%の塩分で味付けされているが、東武ホテル独自の国産自家製キャビアは3%に抑えている。アボカドとサーモン、トマトとチーズ、生ハムとオニオンのカナッペの食材とオリジナルキャビアがよく合う。
和テイストを取り入れたアフタヌーンティー
「アロマティック アフタヌーンティー」は、華やかな見た目でボリュームたっぷりだ。
1段目はさくらのムース、ほうじ茶のボンボンショコラ、抹茶のタルト、さくらの錦玉羹といった和テイストのスイーツが並ぶ。さくらのムースは、桜の花びらのようなピンクのチョコレートが特徴的で、中には酸味のあるベリーのジュレが入り、さっぱりとした仕上がり。抹茶のタルトは、抹茶の渋みを生かし甘さを抑えたケーキ。桜の塩漬けの塩味が利いている、さくらの錦玉羹と交互に楽しんだ。
2段目はジャスミンのブランマンジェ&ジュレ、ミックスサンド、ベーコンとアスパラガスのキッシュなど軽食が楽しめるプレートだ。アスパラガスがたっぷり詰まったキッシュは、塩味がほどよく、食べやすいサイズ。ハムとチーズ、卵の2種類のミックスサンドも、ワンハンドで食べられる。ジャスミンのブランマンジェ&ジュレは、甘さを抑えた、ジャスミンの風味を感じる一品だ。
3段目は玄米茶のフィナンシェ、プレーンスコーン、さくらいろのスコーン。ほんのり甘みのあるスコーンは中がしっとり、外側がカリっと焼き上げられている。別添えの皿に提供された生クリームやいちごジャムと一緒に食べると、さらにおいしい。
飲み物はフリードリンクで、コーヒーや紅茶(ダージリン、アールグレイ)、ハーブティー(カモミール、ペパーミント)などたくさんの種類から選べる。東武ホテルオリジナルブレンドティー「さくらいろ」は、スッキリとした味わいだ。
「アロマティック アフタヌーンティー」はシャンパン1杯、オリジナルキャビア乗せカナッペ付きで7000円(税・サービス料込み)。シャンパンなしだと6000円。
提供時間は10~18時30分(金・土曜は30分延長)で、2人から受け付ける。前日15時までの予約制だ。なお、「アロマティック アフタヌーンティー」が終了する6月30日以降も、オリジナルキャビアを使用したメニューは提供予定だ。ホテルで用意しているオリジナルキャビアがなくなり次第、関連メニューは終了となる。