トラブル続きのマイナンバーカード 保険証との一本化「見直し」論に反響

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高齢者施設「管理できない」

   この社説は各方面で話題になっている。

   SmartFLASHは7日、「読売新聞『保険証廃止の見直し』主張に『河野太郎に読ませたい』『正論です』SNSで賛同相次ぐ」と、反響を取りまとめている。

   ジャーナリストの江川紹子氏は、自身のTwitterに《まったくだー!!》と投稿。紀藤正樹弁護士も同様に《この言葉に尽きていると思います》と書き込んでいると紹介。

   さらに、「政権寄りとされる読売新聞が『保険証廃止の見直し』を主張したことに、SNSでは賛同する声があがった」と付け加え、SNSの声も紹介している。

   読売新聞と同じく、マイナカードの問題点を指摘する社説は増えている。

   東京新聞も7日付で「マイナカード 性急に運用拡大するな」という社説を掲載。「全国保険医団体連合会のアンケートでは、高齢者施設の九割以上が申請の代理や暗証番号を含むカードの管理はできないと答えた」などを理由に、「少なくとも現行の健康保険証は維持すべき」だと強調している。

   このほか、北海道新聞は3日、「マイナ保険証 不安放置して『強制』か」、毎日新聞は2日、「マイナ保険証の迷走 国民の視点を欠いている」、朝日新聞も5月25日、「マイナカード 拙速な活用拡大反省を」と批判するなど、各紙の社説は手厳しい内容になっている。

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