パソコン(PC)およびモバイル機器などを扱うASUS JAPAN(エイスース・ジャパン)は、ポータブル・ゲーミングPC「ROG Ally(アールオージー エイライ)」2モデルを、2023年6月14日から全国の家電量販店およびインターネット通販などで順次発売する。
別売オプションで拡張性を確保
タッチ対応で120Hz駆動の7.0型フルHD(1920×1080ドット)TFT液晶ディスプレーを搭載。OSは汎用性の高い「Windows 11 Home」(64ビット)をプレインストールし、PCゲームのほかAndroidのゲームなども場所を選ばずプレイできる。
別売のACアダプター「ROG Gaming Charger Dock」を使用すればHDMI出力が可能。手持ちのBluetooth接続のコントローラーを用意し大画面テレビなどに接続すれば、据え置き型ゲーム機のようにプレイ可能になる。
また、別売の外付けグラフィックスデバイス「ROG XG mobile」と組み合わせればハイスペックなゲーミングデスクトップPCとしても使えるなど拡張性を確保する。
内部の温度に応じて最適な冷却状態を保ち、冷却性能と静音性を両立した「ROGインテリジェントクーリングシステム」を実装。高負荷の状態が長時間続いても性能を維持できる。
左右に備えたコントローラーは人間工学に基づいた形状で、多くの人の手に馴染むよう設計。握る部分には微妙な凹凸を設け、滑りにくく手にフィットする。また各種ボタンも押しやすく、誤操作を防ぐ配置と形状を採用する。
左右アナログスティック部分には、好みに応じて設定可能なLEDライティング機能を備える。「Windows Hello」対応の指紋認証センサーを装備し、外出先などでも高いセキュリティ性を確保。複数のアカウントごとに異なる指紋を登録でき、家族などで共有することも可能だ。
メモリーは16GB、内蔵ストレージは512GB SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)。IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6E)準拠の無線LANをサポートする。
価格は、CPU(プロセッサー)がAMD「Ryzen Z1 Extreme」搭載の「RC71L-Z1E512」が10万9800円(税込)。「Ryzen Z1」搭載の「RC71L-Z1512」(夏以降発売予定)が8万9800円(同)。