【連載】DJ Nobbyの「未来のスターがやってきた」
若手アーティストを熱く応援する音楽バラエティーラジオ番組「DJ Nobby's Tokyo LIVE!!」のメインパーソナリティー、DJ Nobbyさんによる新連載。全国放送の同番組に出演した「近未来のトップアーティスト」の素顔を紹介します!明日にも人気沸騰する逸材が登場するかも...?
DJ Nobbyです。第21回のゲストは、アコースティックギター弾き語りシンガーソングライターの「田中ミズホ(たなか・みずほ)」さんをお招きしました!
私、アニーになりたい
田中さんは、現在27歳で一児の母! ということで、子育てをしながら音楽活動をなさっています。
出身は佐賀県で、周りにはあまりミュージシャンがいない環境で育ったのだとか。元々ミュージシャンを目指していたわけではなく、テレビのドキュメンタリーで見たミュージカルの「アニー」になりたかったそうです。お母さんに「私、アニーになりたい」と相談すると、早速次の週にはオーディションなどの資料を多数取り寄せ、「レッスンに行ってきなさい!」と環境を整えてくれました。
ただ、そこは狭き門。オーディションに応募してみたものの、うまく選考が進まなかったことから「ミュージカルは諦めて歌だけにしよう」と方針転換。高校生になった頃から自分でも曲を作り始め、上京するタイミングで、ライブでギターの弾き語りをするようになります。
歌の道を志して以降、ボイストレーニングの先生から指導を受けていました。たまたまその先生の本業が作曲家だったことから、ボイトレのレッスンに行ったつもりが、いつのまにか音楽理論をメインに教わるようになっていたそうです。
「歌も音楽理論のように教えてくれて、音程を数字のように捉えて歌うようになった」という田中さん。先生のことは大好きだった一方で、「このままだと先生のアシスタントになっちゃうな」と感じて上京を決意したそうです。
そのタイミング、大丈夫ですか?
21歳で東京へやってきた田中さんは、音楽活動に5年間取り組みます。その間に福島県出身の旦那さんと出会って結婚、妊娠します。コロナ禍でお互いの地元から離れた東京で子育てをするのは難しいと考えたため、福島県に移住して出産しました。
ただ、産後半年ほどでライブ活動を再開したものの、「東京に通いながらライブ活動を続けていくのは体力的にも時間的にも難しい」と感じていたところに旦那さんから「東京に戻ったほうが結局、安くつくのでは」と提案があったそうです。
その後、首都圏に生活の場を移し、現在1歳のお子さんを育てながら音楽活動中の田中さん。2023年8月6日に、東京・新宿のライブハウス「真昼の月夜の太陽」でワンマンライブ「真昼の月 田中は太陽その3~結婚式翌日ワンマン!『えぇ、本気です』~」を開催します。なんと、妊娠・出産の兼ね合いで、結婚当初に挙げられなかった田中さんの結婚披露宴の翌日に行うという、前代未聞のタイミング!
「そのタイミング、大丈夫ですか?」と心配しましたが「大丈夫にします!」との力強いお言葉を頂きました。皆さまもぜひ、この貴重なライブに足を運んでみてください!
歌とダンスの経験を生かし、数々のコンテストに出場。上位の成績を残す。
2011年「第5回全日本アニソングランプリ決勝大会出場」
2008年「~a-vex~キラットエンタメチャレンジコンテスト」九州代表。
「第13回カラオケスタジオ大賞」佐賀県代表など・・・。
また女優としての経験もあり、2006年~2007年「エステー化学ミュージカル/赤毛のアン」九州公演出演。
里見浩太朗芸能生活50周年記念月曜ミステリー「夜盗」
映画「魔法少女をわすれない」など多数の出演経験を持つ。
高校生から作詞作曲に興味を持ち、2016年12月に自身初のミニアルバム『meyso-』をリリース。
2017年2月に上京すると共にSSWとしてのライブ活動を開始。精力的にライブ活動を重ね、多くの宅レコCDをリリース。
2020年3月24日に2ndミニアルバム『おっきな独り言。』をリリース。
金融機関勤務の知見を生かし、音声配信プラットフォーム「Voicy」でフォロワー9万4000人に向けて「きのうの経済を毎朝5分で!」を配信中。