海外では悪質なアプリ報告も
海外では、対話型AIと話せる基本無料アプリについて、悪質なケースがあるとして一部を問題視する向きが出ている。
英国を本社とするセキュリティーソフト会社「Sophos」は、英語版公式サイトの自社ニュースのページで、23年5月17日にAIアプリに関する記事を掲載している。内容によると、ChatGPTに注目が集まるなか、AIとユーザーをつなげるとの触れ込みながら使用後すぐにユーザーに金銭を要求するアプリが急増しているという。
同記事では例として、「Chat GBT」(原文ママ)というアプリを紹介。基本無料だがアプリ内広告が多く、3回使用すると使えなくなり、サブスクリプション(定額プラン)への登録をユーザーに促す。3日間の無料試用期間終了後、登録したユーザーは月額10ドルを自動で支払うことになるとのことだ。