人気韓国ボーイズグループBTSのメンバー・ジョングクさんがライブ配信サービス「Weverse Live」で、日本のアーティスト・imaseさんの「NIGHT DANCER」を歌ったことが話題に。
世界で人気のBTS、実は幼い頃はJ-POPやアニメに慣れ親しんだと話すメンバーもいる。彼らが好きな日本人アーティストや日本の楽曲を調べてみた。
-
第64回グラミー賞時のBTS（写真：AP/アフロ）
中森明菜にX JAPANも
ジョングクさんは、3月14日の配信中にも、中森明菜さんの「OH NO,OH YES!」、藤井風さんの「きらり」を再生、日本のファンを驚かせた。それ以前にも、米津玄師さんの「KICK BACK」や、「Lemon」を歌っていたこともある。
リーダーのRMさんは、デビューして半年も満たない頃、韓国エンタメ情報専門メディア「K-style」のインタビュー記事（13年10月1日付）で、「僕はけっこうJ-POPも好きで、宇多田ヒカルやm-flo、X-JAPANを聞いたりしています」と答えている。
それから10年近くが経ち、世界的スターになった現在でも、宇多田さんの楽曲を聞いている様子だ。2023年3月28日付K-styleの記事によると、RMさんは27日にインスタグラムのストーリー機能を使って、楽曲「First Love - 2022 Mix」をスマートフォン上で再生しているスクリーンショット画面と、「『梅と桜の違いが今分かりました』というコメントと共に、梅の写真を掲載した」。
また、2014年7月2日付でオリコンニュースに掲載されたインタビューでは、音楽ルーツについて語っているが、RMさんはその中で、「影響を受けたアーティスト」として、「日本のアーティストのなかでは、X JAPAN」と伝説的バンドの名前を上げている。
憧れの超大物とコラボも
SUGAさんは、世界的なミュージシャンで23年3月28日に亡くなった坂本龍一さんを幼い頃から尊敬していたそうで、亡くなる直前にはコラボを果たしていた。ソロ名義「Agust D」として23年4月21日にリリースしたアルバム「D-DAY」（4月21日発売）では、コラボ曲「Snooze」が収録されている。
坂本さんの死に際して、SUGAさんは4月3日、インスタグラムのストーリー機能やファンコミュニティーサイト上で「先生」と敬意を込めた追悼文を寄せていた。5月5日に放送された追悼ラジオ番組「J-WAVE GOLDEN WEEK SPECIAL A TRIBUTE TO RYUICHI SAKAMOTO」でも、メッセージを送っていた。