「マイナンバー」5月にトラブル頻発 他人の証明書が...個人情報は大丈夫?

保険証やマイナポイント、さらに...

   「マイナ保険証」では、全国で約7300件の誤登録があったと厚生労働省の調査で判明したと共同通信が5月12日に報じている。また、これが原因で、別人の医療情報が閲覧された事例が5件あったという。加藤勝信厚労相は、同日の会見で「入力時におけるミス」の認識を示した。

   「マイナポイント」関連でも5月8日、総務省は申込システムに障害が発生していると発表。9日23時ごろまでに復旧したという。

   「マイナンバー」そのものにも、不安になる出来事があった。5月23日、マイナンバーにひもづけて国の給付金を受け取れる「公金受取口座」について、誤って他人の口座情報が登録されたケースが、福島市など複数の自治体で見つかった。この日会見した河野太郎デジタル相は、登録済みの公金受取口座を総点検し、誤情報があれば修正すると話した。

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