AI「顔認証」で支払い、自動で改札 「監視手段」になる怖さの指摘も

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改札はトンネル状に

   「顔認証」は、すでに数年前から、スマホの本人確認、空港やオフィスの出入り、人気コンサートの入場チェックなどで利用されているが、このところ地域住民の足となっている身近な交通機関でも「顔認証」の実験が広がっている。

   3月18日に開業したJR大阪駅の新地下ホームには、「顔認証改札」が登場している。産経新聞によると、改札は奥行き2メートルほどの光り輝くトンネル状になっている。ICカードで機械をタッチしたり、切符を取り出したりする必要がなく、トンネルを進むだけで改札を通過できる。顔写真の照合ができなかった人に対しては、床や側面部が赤く光って警告する。

   バスでも実証実験が増えている。

   Osaka Metro Group は、大阪市の生野エリアで運行しているオンデマンドバスで3月15日から、顔認証乗車の実証実験を行っている。

   この実証実験では、オンデマンドバス乗降口にタブレット端末を設置し、顔認証で乗車時の本人確認をしている。

   長野県のアルピコ交通と総合商社の丸紅は、高速バスの長野―松本線で、5月10日から、モニターを募集し、AI顔認証システムの効果測定を始めている。

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