女子大と短大が消えていく 少子化・定員割れで募集停止、閉校相次ぐ

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共学化で生き残り模索も

   短大でも同じような動きが続いている。

   上智大学短期大学部は4月19日、25年度から学生募集を停止すると発表した。24年度に入学した学生の卒業で閉校するという。運営する上智学院は、読売新聞の取材に、「18歳人口の減少や女子の共学、4年制大学志向もあり、今後も定員充足が難しいと判断した」としている。

   毎日新聞によると、岐阜聖徳学園大短期大学部も26年3月末で閉校の予定だ。少子化や保育職を希望する学生の減少傾向が理由で、学生募集を今年度から順次停止する。

   同紙によると、短大部は1966年に岐阜南女子短大として開学。現在は保育士などを目指す2年制の幼児教育学科第一部(定員200人)と、午前のみの授業で3年制の同第三部(同150人)が設置されている。ここ数年は定員割れが続き、志願者も減少傾向にあるという。

   東京都内の女子大では、町田市の東京女学館大が17年に閉学した。一方、共学化で生き残りを目指す大学もある。今春には、神戸親和女子大学(神戸市)と鹿児島純心女子大学(鹿児島市)が共学の「神戸親和大学」「鹿児島純心大学」になった。

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