政治分野は立ち遅れ
世界経済フォーラム(WEF)が発表した2022年度版の「Global Gender Gap Report」(世界男女格差報告書)では、日本のジェンダーギャップ指数は146か国中116位、先進国で構成されるG7の中で最下位だった。
朝日新聞によると、この報告は、毎年世界各国における「経済」「政治」「教育」「健康」の4分野14項目のデータから、男女平等度合いを測るジェンダーギャップ指数を算出、総合点で順位をつけている。
各分野の中で、日本が他国の平均から大きく遅れをとっているのが、政治分野だ。なんと、146か国中139位となっている。2022年8月段階で、日本の女性議員割合は衆議院では9.9%に過ぎない。
今回の東京都での女性躍進が、国政にどうつながっているのか、ジェンダーギャップの面からも注目される結果となっている。