パソコンおよびスマートフォンなどの周辺機器を手がけるバッファロー(名古屋市)は、「Wi-Fi 6E」規格対応の無線LANルーターのフラッグシップモデル「WXR-11000XE12」を2023年5月上旬から順次発売する。
最大4803Mbpsの高速通信
「Wi-Fi 6」世代のフラッグシップモデルから内部設計を一新し、8K解像度の動画視聴やeスポーツなどでも性能を発揮するほか、10G光インターネット回線の環境を大幅に押し上げるという。
64ビット2.6GHz、4コアのメインプロセッサーを搭載。3つの帯域に各4ストリームずつ、計12ストリームを備え、6GHz/5GHz帯は最大4803Mbps、2.4GHz帯は最大1147Mbps(いずれも理論値)の高速通信が可能だ。
各帯域のパフォーマンスを最大化する独自の外付けアンテナ「トリプルバンドダイポールアンテナ」を装備し、設置環境に応じてアンテナをカスタマイズすることで最適な通信環境を構築できる。
有線ポートはWAN/LANいずれも最大10Gbpsに対応し、10G光回線を最大限に活用可能。Wi-Fiアライアンスの「Wi-Fi CERTIFIED EasyMesh」を取得し、「Wi-Fi EasyMesh」対応のルーターや中継機と自由に組み合わせてメッシュネットワークを簡単に構築できる。
自宅のスマート家電を不正な遠隔操作などのサイバー攻撃から保護する「ネット脅威ブロッカー2プレミアム」ライセンスが付属。有効化してから1年間は無料で利用可能だ。
そのほかスタンド、LANケーブル(カテゴリー6A、2メートル長)、ACアダプターが付属する。
価格はオープン。