ブルーシートにも個性
次に訪れたのは、「BRIDGE KUMAMOTO」のブース。ここでは、被災地域で使用された廃棄予定のブルーシートを回収。これを洗浄後に縫製して、トートバッグにリメークしている。
ブースで実施しているワークショップは2種類あったが、記者はトートバッグにも使われる、洗浄済みのブルーシートを使ったコサージュ作りに参加した。
コサージュ作りではすでに切りそろえられたブルーシートと缶バッジが用意されている。一見同じに見えるブルーシートだが、それぞれ若干色が違う。また、ものによってはスレや色褪せ、白さが目立つ部分のあるものも見られる。その中からお気に入りの切れ端を選んで、自分の好きな幅で蛇腹折りにし、缶バッジに取り付けて完成する。
BRIDGE KUMAMOTO事務局長の村上直子さんによると、このワークショップの売り上げやブルーシートのアップサイクル製品は、一部が被災地域をはじめ、社会的課題に寄付される。