BLUETTIポータブル電源「AC60」徹底分析 「拡張バッテリー」でパワーアップする

提供:BLUETTI JAPAN

停電時、在宅勤務、アウトドアで効力発揮

   「AC60」の活用場面をBLUETTI担当者に聞くと、停電時や在宅勤務、アウトドアを挙げた。具体的に説明してもらった。

   まず停電時は、スマートフォンの充電や、扇風機につなぐなどの暑さ対策、電気調理家電に利用できる。次に在宅勤務では、ポータブル電源があると「コンセントのない場所」での作業が可能だ。例えばバルコニーや庭にPCを持ち出して涼風に当たりながら、電池の残量を気にせず作業ができる。仮に停電が起きても、自宅での業務が続行でき、PC上の大切なデータも守れる。そしてアウトドアでは、キャンプや車中泊、釣りや祭りでの出店時の照明用電源としても使えるという。

   そして大きな特徴が、拡張バッテリーで容量を拡張できる点だ。AC60単体では403 Whだが、それが1209~2015Whまでパワーアップする。定格消費電力が500WのIHクッキングヒーターにAC60をつなぐと、約35分間調理ができるが、1台の拡張バッテリーを接続して使えば、約2時間に延びる。さらにもう1台追加で、約3時間10分も加熱調理できるようになるのだ。

   なお簡易UPS(無停電電源装置)が付いている。パソコン(PC)を使用中に突然電源が切れてしまうと、作成中のデータや本体へダメージを与え、電源が入らなくなってしまうこともあるが、そうしたトラブルを避けやすくなる。日頃からPCを常時AC60に接続、AC60は家庭用コンセントに接続しておくのもよい。

   BLUETTI担当者によると、「AC60」は、ヨット生活好きな人や、防災・アウトドアに関心のある人に特に「おすすめ」だという。出力電力が1000W以下で、かつ、拡張機能付きのポータブル電源が欲しいユーザーのニーズにも応えられるとした。

   ポータブル電源は緊急時だけでなく、実は屋外イベントで活躍するケースが多い。AC60は防水防塵仕様になっており、使用場面が広がりそうだ。

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