とにかく明るい安村「鉄板ネタ」で英国大ウケ 日本の「裸芸」世界を席巻!?

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   「安心してください、はいてますよ」。お笑いタレント・とにかく明るい安村さんが、海外で「鉄板」の持ちネタを披露し、ウケにウケた様子が話題になっている。海外で人気のオーディション番組「Got Talent(ゴット・タレント)」の英国版「Britain's Got Talent」での「快挙」だ。

   安村さん以外にも、「ゴット・タレント」で裸芸やトップレス芸を披露した日本の芸人がいる。言葉の壁を越えて爆笑を勝ち取れる芸風のようだ。

  • 「Britain’s Got Talent」での安村さん(写真:REX/アフロ)
    「Britain’s Got Talent」での安村さん(写真:REX/アフロ)
  • 「Britain’s Got Talent」での安村さん(写真:REX/アフロ)

「I'm wearing」に「Pants!」と絶叫

   番組に出演した安村さんは、黒いバスローブ姿で登場。体の前で結んでいた紐に手をかけると審査員は仰天し、「No」を連呼していた。脱いだ姿は、肌なじみのいいパンツ一丁。あ然としている審査員をよそに、「ボールを蹴る裸のサッカー選手」を実演してみせた。もちろん、説明だけではワケがわからず、最初は怪訝な表情を浮かべていた英国の観客や審査員。しかし、お決まりの音楽に合わせて決めポーズ。そして決めぜりふは、

「Don't Worry. I'm wearing.」

   「安心してください、はいてますよ」を英語で口にして見せた。芸の意味を理解すると拍手や声援が飛び、そして安村さんのセリフに合わせて、「Pants!」と叫んでいた。「何を」はいているか、審査員が答えていたようだ。この後も、「裸のジェームズボンド」や「裸の騎手」などを披露し、会場はスタンディングオベーション、謎の一体感に包まれた。

   ツイッター上では、安村さんが爆笑を勝ち取った様子を見て、お笑いタレントの「ゆりやんレトリィバァ」さんを思い出した人もいたようだ。2019年の米版「ゴット・タレント」に出演している。

   頭まで全身黒ずくめで登場したゆりやんさん。自己紹介を終えると、後ろを向き、突如服を脱ぎ始めた。角刈り姿に星条旗柄の大胆な水着姿に変貌すると、会場からは悲鳴が。ゆりやんさんはそれに構わず、ダンスを披露した。結果は不合格だったが、会場は笑いと歓声に包まれていた。

フランスで「バンザイ」コール

   フランス版「ゴット・タレント」ではお笑いタレント・ウエスPさんが「裸芸」で2018年に決勝まで進出した。

   本人が披露したのは、テーブルクロス引き。体を「テーブル」に見立てて、クロスを敷き、その上に水の入ったコップなど置いて、テーブルクロス引きをする芸だ。置き場所や「クロス」は芸が進むにつれて、変わっていく。最初は顔にストッキング、その上に水の入ったコップだったものが、徐々にエスカレート。最終的には、下着を脱いだ下半身の上に、シャンパンのコルクに繋がった小さなクロスを敷き、その上にはカップ&ソーサー、そしてコルクを抜くと同時にクロスだけが綺麗に抜かれた。会場は大爆笑、そして「バンザイ」コールが巻き起こり、次のステージへ無条件に進出できる「ゴールデンブザー」まで押されたのだ。

   ウエスPさんの2018年12月18日付のツイートによると、決勝戦の事前投票では出場13組中2位と大健闘だったが、翌19日には「負けました!」「国民投票の壁がなかなか厚かったです」と、結果報告していた。

   同年には、ふくよかな体型を駆使した芸が魅力的なお笑いコンビ「ゆんぼだんぷ」が、米版に出場。作務衣を脱いで、お腹に霧吹きを吹きかけると、「しいー」と会場に呼びかける。静かになった会場には、「チャッポーン」と音が鳴り響いた。この時、1人の審査員からは「バツ」を押されたが、会場では大ウケのスタンディングオベーション。準々決勝まで進出していた。

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