フランスで「バンザイ」コール
フランス版「ゴット・タレント」ではお笑いタレント・ウエスPさんが「裸芸」で2018年に決勝まで進出した。
本人が披露したのは、テーブルクロス引き。体を「テーブル」に見立てて、クロスを敷き、その上に水の入ったコップなど置いて、テーブルクロス引きをする芸だ。置き場所や「クロス」は芸が進むにつれて、変わっていく。最初は顔にストッキング、その上に水の入ったコップだったものが、徐々にエスカレート。最終的には、下着を脱いだ下半身の上に、シャンパンのコルクに繋がった小さなクロスを敷き、その上にはカップ&ソーサー、そしてコルクを抜くと同時にクロスだけが綺麗に抜かれた。会場は大爆笑、そして「バンザイ」コールが巻き起こり、次のステージへ無条件に進出できる「ゴールデンブザー」まで押されたのだ。
ウエスPさんの2018年12月18日付のツイートによると、決勝戦の事前投票では出場13組中2位と大健闘だったが、翌19日には「負けました!」「国民投票の壁がなかなか厚かったです」と、結果報告していた。
同年には、ふくよかな体型を駆使した芸が魅力的なお笑いコンビ「ゆんぼだんぷ」が、米版に出場。作務衣を脱いで、お腹に霧吹きを吹きかけると、「しいー」と会場に呼びかける。静かになった会場には、「チャッポーン」と音が鳴り響いた。この時、1人の審査員からは「バツ」を押されたが、会場では大ウケのスタンディングオベーション。準々決勝まで進出していた。