「ABAB上野店」78年の歴史に幕 終戦直後にオープンしたファッションビル

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   東京・上野にあるファッションビル「ABAB上野店」が、2024年6月30日に閉店する。23年4月19日に発表した。

   公式サイトでの発表によると、オープンしたのは、戦後まもない1945年10月28日。78年の歴史に幕を下ろすことになる。

  • 「ABAB上野店」(写真:アフロ)
    「ABAB上野店」(写真:アフロ)
  • 「ABAB上野店」(写真:アフロ)

「建物の老朽化対応並びに耐震措置」が理由

   上野アメ横商店街からほど近い、東京メトロ銀座線・上野広小路駅からすぐの場所にある。大通り沿いに建つ真っ白な建物には、赤い文字で大きく「ABAB」と掲げられている。ティーン向けの服やファッション雑貨を扱う店が出店している。

   ウェブニュース「withnews」2022年7月4日付記事では、ビルの歴史を紹介。記事によると、創業時から同じ場所で営業を続けているという。

   ツイッター上では、「よく買いに行っていたのに」、「思い出の店が」といった悲しみのツイートが多く投稿されていた。

   閉店は、「建物の老朽化対応並びに耐震措置」が理由。地下1階の赤札堂食品館は、一足早く23年5月31日で営業終了する。

   なおABABでは、「感謝イベント」等も実施する予定だという。

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