『レコード芸術』休刊 70年以上続く雑誌、音楽関係者は存続の署名活動

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「週刊朝日」も休刊

   突然の休刊に、音楽関係者の間には困惑が広がっている。音楽評論家の沼野雄司さんらは存続を求めるオンライン署名を始めている。

   朝日新聞の取材に音楽評論家の長木誠司さんは、「『レコ芸』は、レコードを中心に発展してきた20世紀の音楽文化の根っこを支え続けた雑誌。もしなくなれば、日本のクラシック音楽文化の重要な核のひとつが確実に壊れる。影響は深刻」と語っている。

   雑誌業界は、インターネット拡大による読者離れと部数減などで経営難が深刻になっている。長く親しまれた雑誌でも、1982年創刊の「週刊ザテレビジョン」は3月1日発売号で休刊。1922年創刊の「週刊朝日」も5月末の休刊を明らかにしている。

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