甘口カレーが大変身
「大人のカレースパイス」を「こだわりのカレー」に入れ、スプーンで混ぜる。ちなみにこの作業、全て編集部のオフィス内で行なっている。キーボードの打鍵音が鳴り響く社内に、突然漂うスパイス臭。どこからか「めちゃくちゃカレーのにおいがするんだけど」と驚きの声が上がる。
口にすると、先ほどは感じなかったインドカレーのような強い香りが、鼻を抜けていった。別物のカレーがごとく変貌している。
ハチ食品「こだわりのカレー」は赤ワインやきのこを使っており、甘口ということもあってか、もともとシチューに近い味がするカレーだ。そこに加わるスパイスの複雑な香り。そしてクミンシードを噛み潰したときのプチっとした触感や遅れてくるほのかな苦み。本来の甘みがこれらと融合し、深みのある味わいとなった。