ソニーは、Vlog(ブイログ、ビデオブログ)など動画撮影に特化した「VLOGCAM」シリーズから、最上位モデルという位置づけのレンズ交換式Vlogカメラ「ZV-E1」を2023年4月21日に発売する。
小型軽量ボディーにフルサイズセンサー搭載
小型軽量ボディーによる取り回しの良さとともに、フルサイズセンサーならではの美しいボケ表現や豊かな階調性能、高感度、低ノイズ性能を実現した。70本以上の豊富なEマウントレンズ群にも対応する。
4K60pに対応するほか、アップグレードを行えば4K120pまで対応可能な動画性能を備える。新機能の「シネマティックVlog設定」は、意図やシーンに合わせて色味を簡単に設定でき、映画のような映像表現でのVlog撮影が行える。
映像制作用のデジタルシネマカメラの開発で培った画作り「S-Cinetone」を搭載。人の肌を美しく描写して被写体を際立たせる。
音声面では「インテリジェント3カプセルマイク」を装備し、認識した被写体の動きに合わせて自動で指向性を切り替える「AUTO」モードを実装する。また収音方向に合わせて手動で指向性の選択が可能だ。
AI(人工知能)技術による「リアルタイム認識AF(オートフォーカス)」で高精度に被写体を認識する。認識可能な被写体は「人物」のほか「動物」、「鳥」、「昆虫」、「車/列車」、「飛行機」などに対応する。AI技術で自動的に構図を変更する「オートフレーミング」を実装した。
タッチ操作が可能な「バリアングル液晶モニター」を備え、直感的な操作で撮影できる。多彩な手ブレ補正機能により安定したカメラワークを実現している。
カラーはブラック、ホワイトの2色。
市場想定価格は、ボディー単体が33万円(税込)前後、レンズキットが36万円(同)前後。