2023年3月9日放送のアーケードアーカイバーで挑戦が決まった19個目のタイトルは、1980年にナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)が発売したアクションゲーム「パックマン」。4種類の異なる性格の「ゴースト」につかまらないよう、袋文字で表現された迷路内に点々と落ちているクッキーを全て食べるとクリアだ。
さて、今回出されたお題を復習しよう。同作のニンテンドースイッチ「キャラバンモード」ランキングの、100位以内に入った上で、放送中に視聴者の前でプレイして、同様に100位以内のスコアを出さなければならない。
放送中に確認したオンラインランキング100位のスコアは、2万6640点(3月9日時点では、100位のスコアは2万6250点だった)。たかが400点上がっただけ、と侮るなかれ。40機種以上に移植され、全世界で遊ばれている人気タイトルだけに、ただでさえ洗練されていたランキングが、「さらに磨き上げられた」。
J子は本番までに、何とか26位に食い込んだ。スコアを稼ぐうえで意識したのは、大まかに以下の3点だ。
(1)4匹のゴーストの「性格」や「動き方」を把握する
(2)パワークッキーを食べたら、ゴーストにできるだけ連続で噛みつく。1匹目は200点、2匹目は400点、3匹目は800点、4匹目は1600点と、獲得スコアが倍増するため
(3)一度通った場所を、何度も通らないようにする
これらを踏まえ、マップごとに最適なルートを決める。とはいえ、ゴーストたちはプレイヤーの操作に応じて気まぐれな動きを取るため、行動を完全に予測するのは不可能に近い。
しかも、本企画のためだけにアーケードアーカイバー収録スタジオを訪れたという、バンダイナムコエンターテインメントのうでつ和仁さんの名前も、ランキング内に!前回放送でお題を出した立場として、同作のキャラバンモードをプレイし、自らJ子の壁になって立ちはだかったようだ。