「ChatGPT」に世界各地で警戒感 日本では学校での取り扱い議論

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イーロン・マスクvsビル・ゲイツ

   一方、海外ではこのところ、ChatGPTに対する警戒感も強まっている。NHKによると、伊のデータ保護を担当する当局は、ChatGPTの使用を一時的に禁止することを決めた。個人情報の保護に関する伊の法律に違反している疑いがあるためだ。使用が禁止されるのは欧米では伊が初めてだという。

   また、ロイターによると、米の電気自動車メーカー、テスラのCEO、イーロン・マスク氏と1000人以上のAI専門家は公開書簡で、ChatGPTの最新版言語モデル「GPT-4」に言及し、これを上回る「より強力な」システムの開発を直ちに停止するように呼びかけた。社会に及ぼし得るリスクと恩恵を精査すべきだと主張している。

   これに対して、米マイクロソフト創業者で慈善活動家のビル・ゲイツ氏は4月3日、ロイターのインタビューで、強力な人工知能(AI)の開発停止を求めるイーロン・マスク氏らの公開書簡について、問題解決にはならないとの見解を示した。世界中で開発を停止するのは難しいとし、AI開発の最善の利用法に集中する方が得策だとした。

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