「ディオール展」チケット売り切れ即転売 東京で「最後」...定価の7倍超

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   「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展(以下、ディオール展)のチケットが、転売の被害に――。

   ディオール展は2023年5月28日まで、東京都現代美術館で開催中だ。この5月4日以降の日時指定券の販売が4月5日、始まった。しかし、記者が確認した限り、同日18時までに完売していた。

  • 「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展は2023年5月28日まで
    「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展は2023年5月28日まで
  • 「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展は2023年5月28日まで

1枚2000円が1万5000円に

   仏ラグジュアリーブランド「DIOR(ディオール)」は、女性に人気のあるブランドのひとつで、創業70年以上の長い歴史をもつ。ディオール展は、これまで仏パリ、英ロンドン、米ニューヨークと世界の大都市を巡回してきた。発表されているスケジュールによると、4月5日現在、東京都現代美術館での展示が終了した後の日本での開催予定はない。

   ツイッター上では、ディオール展が始まった2022年12月以降、徐々に評判も広がっていたこともあってか、チケットは争奪戦に。当日券の販売もあるが、東京都現代美術館が出している資料によると、3月1~31日までの間、最も早い日には開館前の朝9時25分に、最も遅い日でも11時50分に売り切れている。

   展示を確実に見たい場合、日時指定券の購入が必須だ。しかし、それも発売日に完売。ツイッターでは、「チケット取れなかった」「チケット争奪戦負けた」という投稿が多くみられる。

   チケット価格は、一般が2000円、大学生・専門学生・64歳以上は1300円だ。チケット取引サービス「チケット流通センター」を見ると、100件以上出品されていた。4月の日時指定券も含めて、1枚あたり4~6000円前後での転売が多く見られた。

   最高値は1枚当たり1万5000円で、それを2枚セットで「転売」していたケースがあった。

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