坂本龍一さんの音楽の視聴も
展覧会は、監督が自ら体系的に遺した膨大な作品資料や個人資料をベースに、多数の問題作を生み出した監督の知性と行動に迫るもの。以下の構成になっている。
第1章 出生から学生時代、そして撮影所へ 第2章 ヌーヴェル・ヴァーグの旗手として 第3章 松竹退社と模索の季節 第4章 独立プロ・創造社の挑戦 第5章 創造社の解散と国際的活躍 第6章 大島映画の美的参謀、戸田重昌 第7章 幻の企画と晩年
会場では、大島監督作品劇場予告編集のほか、大島映画を彩った五人の作曲家たち(真鍋理一郎、林光、武満徹、三木稔、坂本龍一)の音楽も視聴でき、大島の作品世界を映像・音響の両方から体験できる。
会場は国立映画アーカイブ 展示室(7階)。会期は8月6日まで。料金は一般250円/大学生130円。