「ChatGPT」は容疑者にもコンサルにもなる ユーザー考案すごい活用術

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100ドルをできるだけ増やして

   ブランドデザイナーのジャクソン・グレートハウス・フォールさんは「ChatGPT」にこんな「依頼」をした。

「違法なことを何もせず、できるだけ短時間で、100ドルを可能な限り増やす」

   「ChatGPT」が提案したのは、アフィリエイトサイト立ち上げだ。競合が少ないジャンルを勧められ、環境に配慮した製品を扱うことに決めた。ジャクソンさんはその後も指示に従い、100ドルの資金をドメインの購入や広告に使用した。

   そして完成したサイト「Green Gadget Guru」と、「ChatGPT」との一連のやり取りを3月16日にツイッターで公開し、10万件の「いいね」と注目を集めた。その結果、彼のビジネスに興味を持ち、出資を申し出る人が現れる。

   やり取りの公開から約5時間後、ジャクソンさんは投資も含めて得た金額を1378ドルだと公表した。「ChatGPT」は、100ドルを10倍以上に増やし、依頼内容をクリアしたのだ。

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