まるで「アトムの靴」巨大ラバーブーツ 有名キャラ着想のシューズほかにも

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   米アート集団「MSCHF(ミスチーフ)」が2023年2月に発売した巨大ラバーブーツ「BIG RED BOOT」が、手塚治虫の漫画「鉄腕アトム」の主人公・アトムが履く靴のようだと、ツイッターで話題になった。

   ブーツは、MSCHF公式サイトと公式アプリで、価格350ドル(約4万6000円)で販売していたが、3月27日時点では完売している。近年、漫画やアニメ、ゲームとコラボ、もしくは着想を得て、独特の世界観をそのまま再現したファッションアイテムが注目を集める機会が多い。

  • 展覧会で展示されたクリスタルブーツ(プレスリリースより)
    展覧会で展示されたクリスタルブーツ(プレスリリースより)
  • 展覧会で展示されたクリスタルブーツ(プレスリリースより)

マリオの靴を「完全再現」

   「BIG RED BOOT」は名前の通り、赤く大きいブーツだ。素材には、TPU(熱可塑性ポリウレタン)や合成樹脂のEVA(エチレン酢酸ビニル)を採用しており、表面から見ると、継ぎ目などが全くない。着用画像を見ると、体に対してあまりにも大きすぎる靴と足にフィットしていないフォルムは、まるで合成写真のように見える。

   このブーツについて、先述の「鉄腕アトム」のほか、米アニメ「ドーラといっしょに大冒険」に登場するキャラクターが着用する靴から着想を得たと紹介する報道がある。だが、商品説明では「クールな3D世界のためのカートゥーンブーツ」とだけある。

   靴が特徴的といえば、ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のマリオもそうだろう。ワークブーツブランド「Red Wing」は、これを完全再現した。北米版「The Super Mario Bros. Movie Direct」内で発表されたもので、3月10日の「マリオの日」からNintendo NYで展示されている。忠実に再現された靴は、履き口の大きさとサイズ、そして厚みが現実離れした、丸っこい、大きい子ども靴のようだ。

   米公式サイトでは、製作の様子を動画で公開している。かかと部分のパッドには、マリオの世界観でも最も重要なアイテムの1つ、キノコが入った素材が使われているという。ITニュースサイト「ギズモード・ジャパン」23年3月13日付記事によると、「試作品なので、残念ながらまだ市販の予定はない」ようだ。

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