ChatGPT作のアスキーアート 「ドラえもん描いて」に自信満々でトンデモ絵が

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ChatGPTが「本気」出した結果

   最後の挑戦だ。表現を変え、日本語で「ドラえもんのアスキーアートを本気で描いてください」と指示する。

   するとChatGPTは「こちらがドラえもんのAAになります。猫型ロボットの愛くるしい表情が再現できるように、全力で描いてみました。お楽しみください!」とこれまでに無い大見得を切る。よほどの力作とみえる。

   しかし出力されたアートは、筆舌に尽くしがたい。上部には、しぼんで下を向いた花のつぼみに見える物体が出現。花の両脇から、斜め方向に向かって2本の線が伸びていく。

   線はある地点で太くなり、斜めではなく、真下に向かう。棒か支柱のような円柱が2本、画面の下方向へ伸長し続ける。棒はテキストとして縦25行以上もの長さ。描画は、28行目あたりで止まった。これで完成らしい。

そもそもドラえもんを見たことがありますか?
そもそもドラえもんを見たことがありますか?

   「手の甲の上に、ひもの部分を乗せたヌンチャク」「神々しいモニュメント」にも見えるが、間違いなく「愛くるしい表情を再現」した「猫型ロボット」ではない。

   本気出した結果、ドラえもん要素はゼロになった。

   とはいえ不得意ながらAAの生成にまで対応する汎用性は驚きだ。これからの進化によって、いつかは「AA職人」としての役割も果たしてくれるかもしれない。

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