任天堂のゲームコンテンツ配信サービス「ニンテンドーeショップ」。ゲーム機「ニンテンドー3DS」シリーズと「Wii U」向けのサービスが、2023年3月28日9時で終了した。オンラインでのゲームや追加コンテンツのダウンロード購入ができなくなった。
終了前日の27日夜、「駆け込み」でゲームを購入しようとするユーザーのアクセスが殺到したのか、ネットワークに障害が発生した。
前日23時ごろに
ニンテンドーeショップの3DS、Wii U向けサービスの終了は、2022年2月16日に発表。23年3月28日9時をもって、体験版など無料ソフトのダウンロードも含め、ダウンロード版ソフトや追加コンテンツ、ゲーム内アイテムの購入ができなくなるとされていた。
任天堂公式サイトのネットワーク稼働状況について表示しているページによると、3月27日22時58分ごろからニンテンドーeショップの3DS、Wii U向けネットサービスが正常に稼働しないトラブルが発生。
障害の発生は、インターネット掲示板やツイッターで大きく話題となった。掲示板では「エラーで(ゲームが買えなくなった)「(あらかじめ)もっと買っておけば良かった」という声や、サービス終了を延長してほしいとの要望が続出した。
約2時間で復旧
任天堂のサポート情報を配信している公式ツイッターの投稿によると、障害は28日未明の1時14分までに復旧した。
深夜までの対応を称賛する声は多く、「こんな時間まで本当にありがとうございました」「遅くまでお疲れさまでした」といった反応が寄せられている。
なおニンテンドーeショップに入金したまま未使用となっている残高があれば、会員制サービス「ニンテンドーアカウント」と連携し残高をまとめることで、最新ゲーム機「Nintendo Switch」向けのダウンロードソフトや追加コンテンツの購入に使用できる。
ネットワークサービスに障害が発生した理由について、J-CASTトレンドは任天堂に問い合わせたが、同社は回答を差し控えた。