【J-CASTトレンド・今週こんなことがありました】
14年ぶりの栄冠だ。野球日本代表「侍ジャパン」がWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を無敗で優勝し、トロフィーを手に凱旋した。
少年期からの夢を叶え、初の日系「侍」に選ばれたラーズ・ヌートバー選手の活躍や、不調に苦しんだ強打者・村上宗隆選手の逆転サヨナラタイムリー。そして「二刀流」大谷翔平選手の決勝クローザー登板と、ドラマチックな展開が連続した。試合の外でも、侍をめぐってさまざまな逸話が生まれている。
「大谷さん効果」こんなところまで
■侍ジャパン優勝!歓喜の輪にイチローが? 米テレビ局「背番号51」に思わず
決勝で米国に勝ち、フィールド上で歓喜の侍メンバー。その手には「SUZUKI 51」のユニホームがあった。負傷でWBC出場を辞退した鈴木誠也選手とも優勝の喜びを分かち合う、粋な計らいだ。一方「SUZUKI」の背ネームと背番号のせいか、米テレビ局「FOX SPORTS」は球界のレジェンド・イチロー氏のユニホームだと勘違いしてしまった。
■「大谷」さんなら無料に値引き 全国で侍ジャパン優勝記念ユニークセール
日本各地の商業施設やスーパーマーケットでは、優勝を祝う「記念セール」が行われている。特に、侍メンバーと同じ名字を持つ人には朗報だ。姓が代表選手と同じなら、旅館の入館料やスーパーの牛タンがお得になるセール企画が複数ある。
■侍ジャパンに転売ヤーが便乗 「WBC優勝セール」ネットで高額転売しまくる
優勝セールの流れに、「転売ヤー」も便乗した。フリマサイトでは商品名に「優勝セール」「優勝記念」などと掲げて、侍グッズを高額で転売するユーザーがみられた。
今大会も「誤審」があった?
■大谷翔平「WBC優勝」後に待ち受ける現実 ファンが同情こめて贈る言葉
大谷選手は大会MVPにも輝いた。野球少年のように試合を楽しむ姿は何度もファンの間で話題に。3月22日付スポニチアネックスによると、水原一平通訳はWBCでの大谷選手について「翔平もあんなに楽しく野球しているの初めて見た」と語っている。
■大谷翔平効果?「株価」爆上がり 一時は4倍の高値つけた企業のその後
「大谷工業」(東京都品川区)という鉄製品メーカーがある。大谷選手とは何の関係もない企業だが、WBCが始まってから株価が急騰。連日ストップ高との値動きを見せた。
■ダルビッシュはホームラン打たれてない? 第1回WBC「世紀の大誤審」チラつく
ダルビッシュ有投手は、イタリア戦でソロホームランを被弾した。この本塁打、よく見ると打球はフェンス上部に当たり、跳ね上がった後にスタンドインしている。インターネット配信で解説を務めた稲葉篤紀氏は、「今のはホームランじゃないですね」と指摘。疑惑のホームランに、ツイッター上では2006年大会で「世紀の大誤審」と呼ばれるジャッジを下した元球審ボブ・デービッドソン氏を連想する声が上がった。