WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、日本代表の優勝が決まった場面が話題になった。吉田正尚選手がグラウンドに駆け出そうとするもベンチの柵に引っ掛かり、豪快にひっくり返ったのだ。ツイッターでは「パンダみたいでかわいい」と笑った、いやされたとする投稿が多く見られた。
日本中に感動や勇気をくれた侍ジャパン。一方で、吉田選手のような「珍プレー」にほっこりした人もいたはず。そんな「侍」たちのかわいい姿を集めてみた。
ブルペンどうやって入るの?
WBC開幕前の2023年3月7日、強化試合としてオリックス戦が行われた。ラーズ・ヌートバー選手は5回終了時にグラウンドでひとり、たたずんでいた。日本では、5回裏終了後にグラウンド整備の時間があると知らなかったよう。デイリースポーツ3月8日付記事によると、ヌートバー選手はこの場面について、試合後に「ちょっとおバカ(笑)」と振り返ったという。
準決勝のメキシコ戦。この時、慣れない米国の球場でブルペンの入り方がわからず、あたふたする高橋宏斗投手の姿が目撃されている。マウンドに立っていた佐々木朗希投手に打球が直撃してすぐの、緊張した場面での出来事だった。
この姿が中継で流れると、ツイッターでは、「かわいい」「迷子w」「入口わかんなくて草」などと話題に。なお高橋宏斗投手は、優勝後の「シャンパンファイト」に参加できなかったこともニュースになった。米国で飲酒可能な年齢に達していない若さだったためだ。
「刈り上げ」ナデナデ
今大会、世界中から最も注目を浴びた大谷翔平選手は、ほかの選手にちょっかいを掛けるおちゃめな姿が何度も目撃された。中でも、牧秀悟選手に関心があるようで、いたずらを仕掛ける姿が映像に残っている。
初戦・中国戦では、大谷選手が牧選手の背後から手を伸ばし、後頭部の「刈り上げ」をなで上げる姿が目撃されている。ベンチに座る牧選手の頭を、後ろにいた大谷選手が脈絡なくなで上げ、にやりとしている。いきなり触られた牧選手は、驚いた様子で頭を下にガクンと下げていた。
3月11日のチェコ戦でも、同じいたずらが。ベンチから出ようとする牧選手に後ろから、タイミングをうかがう大谷選手。牧選手が動いた瞬間にすっとなで上げた。驚いた牧選手は一度大谷選手のほうを振り向くも、大谷選手は知らんぷりで、牧選手は再度周囲を見回していた。