クリヤマ、村上、岡本もあるが
このほか、ゴム・樹脂製品メーカーの「クリヤマホールディングス」、自動車用バックミラー大手の自動車部品メーカー「村上開明堂」、特殊加工ガラス製造の「岡本硝子」、工作機械の「岡本工作機械製作所」などにも注目が集まった。しかし、「大谷工業」ほどの急激な動きは起きなかった。株価の世界でも、「大谷人気」が突出していた。
このほか、サッカーW杯やオリンピックの時と同じく、スポーツ用品銘柄やスポーツイベント銘柄にも関心が高まった。
WBC関連株は今後どう動くのか。毎日新聞は、三井住友DSアセットマネジメントの宅森昭吉チーフエコノミストに聞いている。「WBCは強化試合から盛り上がりを見せており、日本の優勝でピークを迎えた。WBC優勝をきっかけに野球人気にさらに火がつけば、スポーツ関連銘柄を中心に盛り上がる可能性もある」と話している。