WBC優勝トロフィーでかい!重い! ティファニー製12.7キロ、制作5か月

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   WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝した「侍ジャパン」には、大きなチャンピオントロフィーが贈られた。見るからに大きいうえに、とんでもなく重いという。

   日刊スポーツ2023年3月22日付記事によると、「試合後のセレモニーで大谷からトロフィーを受け取った栗山監督は『重いい』『重てぇ』と、その重量感にびっくり」。それもそのはず、このトロフィー、12.7キロ(kg)もあるのだ――。

  • 重さ12.7キログラム、高さ61センチのチャンピオントロフィー(リリースより)
    重さ12.7キログラム、高さ61センチのチャンピオントロフィー(リリースより)
  • 重さ12.7キログラム、高さ61センチのチャンピオントロフィー(リリースより)

米プロサッカーのトロフィーは約19.5kg

   トロフィーは、米高級ブランド「Tiffany(ティファニー)」が制作した。同社の発表資料によると、WBC初開催の前年、2005年からデザインを手掛ける。以来、同社の工房で職人の手作業で作りあげている。2023年大会はデザインを一新。約5か月かけて完成したという。

   ティファニーはWBCだけでなく、多くのスポーツ大会のトロフィーを作ってきた。

   米大リーグ(MLB)ワールドシリーズの優勝チームに授与される「コミッショナーズ・トロフィー」は2000年から担当し、重さは約9kgになる。全米プロフットボール(NFL)のスーパーボウルで、勝者に贈られる「ヴィンス・ロンバルディ・トロフィー」は、1967年の第1回大会以来デザイン、制作している。これは、ティファニーが公式サイトに重さを記載しているトロフィーの中では軽い方で、約4kgだ。

   同社サイトから確認できた中で最重量は、米プロサッカーリーグでチャンピオンを決める「MLSカップ」のトロフィーで、約19.5kg。反対に最軽量は、「TSCニューヨークシティマラソン」で授与されるもので、約910gだった。

大相撲は規格外だった

   ティファニー以外が手掛けている優勝トロフィーを調べてみた。

   サッカーW杯で優勝チームに贈られるトロフィーは、FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトによると、重さ6.142kgになっている。

   そして、日本の大相撲。優勝力士に授与される「内閣総理大臣杯」が、規格外だった。

   重さ40kgもある。

   朝日新聞電子版2006年9月25日付記事によると、当時、首相指名を控えていた安倍晋三官房長官が横綱・朝青龍に直接授与した際、「うめきながら持ち上げた」という。

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