大谷翔平「WBC優勝」後に待ち受ける現実 ファンが同情こめて贈る言葉

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「あんなに楽しく野球しているの初めて見た」

   大谷選手自身、WBCでの勝利からくる楽しさについて発言している。2023年3月16日付デイリースポーツ(電子版)によると、大谷選手はイタリア戦を前にした会見で「強化試合から試合は楽しいです。勝てば楽しいですし、負ければ悔しい」とコメントした。

   また優勝後、22日付スポニチアネックスによれば、エンゼルスで大谷選手の通訳を務め、WBCにも帯同した水原一平氏は「(大谷)翔平もあんなに楽しく野球しているの初めて見た」と語っている。

   エンゼルスの同僚でMLB屈指の打者であり、米国代表主将を務めたマイク・トラウト選手も、球団を離れてのWBCを心底楽しんだ様子だ。米スポーツメディア「スポーツ・イラストレイテッド」の3月14日(現地時間)付記事によると、トラウト選手は「球場にいるのがここ最近で一番楽しい。ここにいる他のみんなも同じことを言うけれど、本当に楽しい。すごいよ。これはすごい(編集部訳)」とコメントしている。

   日本代表、米国代表という強力なチームメートとともに決勝へ進み熱闘を演じた大谷選手とトラウト選手。両選手ともにWBCを終え、エンゼルスでの23年シーズンへ向かう。

   2月17日付中日スポーツは、キャンプ地での会見で、大谷選手が自身の去就について語ったのを伝えている。23年には、チームとの契約が終了する。今後どうなるかはわからないとしたうえで、「もちろん今の段階では、エンゼルスに所属しているし、このチームで優勝したい」と話したという。

   また3月22日朝日新聞デジタルによると、WBCについては「正直、終わってしまって寂しい」と心境を語りつつ「これからそれぞれのチームで始まるので、それに備えて頑張りたい」と意気込んだ。

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