ChatGPTに「辛口」の答えを言わせたい
思えば「悩み相談」といえば、昔からメディアでも人気のコンテンツだ。読売新聞で100年以上続く「人生案内」をはじめ、作家・伊集院静氏の「悩むが花」(週刊文春)、作家・演出家の鴻上尚史氏「ほがらか人生相談」(AERA dot.)、ラジオ番組「ジェーン・スー 生活は踊る」の「相談は踊る」――。
ChatGPTの悩み相談には、どうもそんな、名物連載のような深みがない。
たとえば、相談者に単に寄り添うだけでなく、時に突き放し、時に叱咤する。そんな「辛口」の部分も、悩み相談にはほしい。
ということで、ChatGPTに、「辛口」の悩み相談をさせてみよう。
あらためておさらいすると、ChatGPTは米OpenAIが提供する対話型のAIサービスだ。ユーザーが投稿した内容に応じて、人工知能が生成した答えを返してくれる。
実は、この投稿の際、こちらが「こういう形で答えてくれ」というと、かなりそれを反映してくれる。たとえば、「こういうキャラになりきって答えて」と投稿すると、口調なども含めそのとおりに「演じて」くれる。