値上げラッシュの春 3月18日から鉄道運賃、4月は宅配便

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

小麦また値上げ

   ロシアのウクライナ侵攻の影響を大きく受けた小麦価格は、また値上げになる。FNNによると、政府は3月14日、製粉会社などに売り渡す輸入小麦の4月以降の価格を、5.8%上げると発表した。

   小麦は大半が輸入。政府が一括して輸入し製粉会社などに売り渡す仕組み。売り渡し価格は4月と10月、政府による買い付け価格をもとに見直されている。2023年4月の見直しでは、ルール通りに算定した場合、値上げ幅は13.1%となるが、低めに抑えて、5.8%にした。

   NHKによると、値上げ幅を抑えた分は、国が負担する。その額はおよそ100億円に上るという

   今回の売り渡し価格の引き上げは、食パンでは0.5%、飲食店で食べるラーメンは0.2%、うどんは0.1%の値上げになる。この試算には、小麦を粉に加工する際の生産コストなどが含まれていないため、実際の値上げ幅はこれより大きくなる可能性があるという。

   22年4月に輸入小麦の売り渡し価格が17%余り引き上げられた時は、大手パンメーカーの山崎製パン、フジパン、敷島製パンは、食パンや菓子パンなどの価格を7月から値上げしている。

姉妹サイト