2023年2月9日放送のアーケードアーカイバーで挑戦が決まった18個目のタイトルは、1994年にアルュメが発売したトランプゲーム「まじかるスピード」。
冒険の道中で出会うキャラクターたちと「スピード」で勝負し、先に手札・場札を出しきれば勝ち。連続でカードを出すと、「使い魔」が敵を妨害してくれる。速さが重要なのはいうまでもない。
さて、今回出されたお題の復習だ。同作のニンテンドースイッチ「キャラバンモード」ランキングの、30位以内に入った上で、放送中に視聴者の前でプレイして、同様に30位以内のスコアを出さなければならない。
放送中に確認したオンラインランキング30位のスコアは、27万1150点(2月15日時点では、30位のスコアは25万9300点だった)。J子が本番までに獲った自己ベストは、53万7450だ。猛者プレイヤーたちの並走によって、わずか1か月の間に30位のスコアが1万以上アップしている。キャラクターにただ勝つだけでは到底超えられない、高い壁だ。
挑戦ステージは「練習」「ふつう」「むずかしい」から選ぶことができ、文字通り敵キャラクターの強さが変わる。ハイスコアを取るなら「練習」一択だ。こちらが連続でカードを出し続けると、それだけでスコアが飛躍的に伸びるため、相手キャラクターが弱い方が、途中で邪魔されるリスクが低い。一挙に30万近い点を目指すなら、9連続以上のコンボをつなげるのが望ましい。
とはいえ、勝負は時の運。手持ちのカードに恵まれず、数が途切れ、連続で出しようがなかったり、思いがけないタイミングで相手に妨害されたりするので、「練習」ステージであっても常にハイスコアを獲るのは至難の業だ。
ホームランか、三振か――。30位に食い込むなら、1戦目の時点で最低でも20万点は獲っておきたかったが、力及ばず1万8400点と大苦戦。今回はダメかもしれないとあきらめかけた直後、まさかのミラクルが起こり、屈指の伝説回に...!? (54:20~)