「せきエチケット」の動画上映
しかし、13日から一斉にマスクなしでOKとなるわけではない。東京新聞によると、バス会社は当面、通勤時間帯などの混雑時は着用を推奨する。
映画館などでつくる全国興行生活衛生同業組合連合会13日から新ガイドラインを運用。マスク非着用者も入場可能にするが、一方で、せきやくしゃみをハンカチなどで押さえる「せきエチケット」の励行を訴える動画「映画観賞のための『思いやりエチケット』」を制作し、上映前に流すという。
朝日新聞によると、これまで、観客に劇場内でマスクを着けるよう求めてきた演劇界でも、業界団体がガイドラインを「個人の判断に委ねることを基本とする」と改める。ただ、公演主催者ごとに判断の異なるケースも、既に出ている。
松竹は13日以降、東京・歌舞伎座など直営劇場では、観客のマスク着用を「推奨」とすると発表した。政府方針を尊重しつつ、「飛沫(ひまつ)感染リスクの軽減効果」や、観客の「安心感」に配慮した結果という。