最大2万円分のポイントがもらえる「マイナポイント第2弾」の対象になるマイナンバーカード交付申請期限が、2023年2月28日で終了した。
総務省に取材したところ、マイナンバーカード申請件数は9415万件で、全国民の74.8%にあたる。およそ4分の1は、政府の「あの手この手」の普及策もスルーしたことになる。J-CASTトレンドは、締め切り直前に申し込んだ人、今回も申請を見送った人の両方に取材した。
写真付き身分証ほかにある
20代女性Aさんは、締め切り直前の2023年2月25日ごろに申請手続きをした。「顔写真付き身分証明書が欲しかった」が理由だが、この時期を選んだのは、やはりマイナポイントが大きいという。
そもそも申請は、ずっと考えていた。ただ「手続きが面倒でずっと後回しにしていた」と話す。締め切りが近いとのニュースを見るようになり、焦って申請したというのが「ギリギリ」になった原因のようだ。
一方、最後まで申請しなかった40代男性のBさんは、ポイントについて「ちょっと少ない」との見解。大きい額なら申し込んだかもしれないと話した。
Bさんの場合、写真付きの身分証明書がほかにあるため、マイナンバーカードに必要性を感じなかった。