広島県観光連盟は、同県内の名所でワーケーションができる「架空サミット」を開催する。県の魅力を内外に発信する目的だ。期間は2023年3月22〜24日。
400年の名城や「うさぎ島」
「架空サミット」は、まだ広く知られていない広島県の観光スポットをPRするイベントだ。「架空」という通り、セミナーや講演は行われない。ただ広島県の名所や特産品を楽しみながら、ワーケーションを行える。
ワーケーションは、英語のワーク(Work)とバケーション(Vacation)を組み合わせた造語だ。テレワーク等を活用して、普段の職場や自宅とは異なる場所で仕事と余暇の両方をこなすことを指す。
広島県観光連盟では、全部で8プランを用意した。宮島弥山大本山の大聖院で座禅をしながら働く「座―禅ション」や、別名「うさぎ島」の大久野島でうさぎに癒される「ワーケーぴょん」、400年の歴史を持つ福山城で仕事をする「殿様ーケーション」など、個性豊かなプランが並ぶ。
参加には、ひろしま公式観光サイトから3月6日までに応募する必要がある。