ソニーは、ヘッドバンド型ワイヤレスヘッドホン「WH-CH720N」、「WH-CH520」の2モデルを2023年3月3日に発売する。いずれも音質と装着性、通話品質を向上した。
コンテンツに没入できる
Bluetoothバージョンは 5.2。A2DP、AVRCP、HFP、HSPの各プロファイル、SBC、AACの両コーデック、SCMS-Tコンテンツ保護をサポートする。
上位モデル「WH-CH720N」は、最上位モデル「WH-1000XM5」などに使用される「東郷プロセッサーV1」を搭載し、低遅延でのノイズ処理を実現。特に高音域でのノイズキャンセリング性能を高めた。
同プロセッサーと前モデルから引き続き搭載の「デュアルノイズセンサーテクノロジー」の組み合わせで、より映画や音楽などのコンテンツに没入できる。
同社のヘッドバンド型ノイズキャンセリングヘッドホンでは最軽量モデルだといい、イヤーパッドの素材を工夫することで疲れにくい装着性を実現した。通話品質も高く、テレワークやウェブ会議などにも利用可能だ。
圧縮音源で失われがちな高音域を予測し復元する独自技術「DSEE」を搭載し、広がりのある自然な音質を実現したほか、スマートフォン専用アプリ「Sony Headphones Connect」に対応し、好みの音質に調整できる。
同社のオブジェクトベースの立体音響技術「360 Reality Audio」認定モデルとなっている。
カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色。
スタンダードな「WH-CH520」は音質と通話品質に加えバッテリー性能が向上。音声の連続再生は50時間におよび、3分間の充電で約1.5時間の再生が行える。
イヤーパッドはシワが少なくなめらかな表皮材と低反発クッション材により、耳への当たり方を改善した。新たにヘッドクッションの採用により頭頂部への当たりがソフトになり、快適な装着性を実現した。
カラーはブラック、ホワイト、ブルー、ベージュの4色。
いずれも価格はオープン。